オリーブウッドを色々と考察

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OLIVEWOOD KITCHEN WARE

オリーブウッドの人気が上がってますね

もちろん木乃香でも所有しております。

強いコントラストで凄い存在感があるのに自然な形で何となくカワイイ。
そんな稀な木がオリーブウッドです。

同じような強いコントラストを持つ木ですと、ゼブラウッド、ボコテ位でしょうか?

left to right olivewood bocote zebrawood


ただし、オリーブウッドのようなうねる模様が出たものは市場では先ず見かけません。

それから、特殊な杢ですと、黒柿、スポルテッド各種、マスールバーチが思い当たりますが、入手性を考えると難しく、総合的に見てオリーブウッドはとても素晴らしい木材と言えます。

左から Left to Right
オリーブウッド OLIVEWOOD
ボコテ BOCOTE
ゼブラウッド ZEBRAWOOD

オリーブウッドの木質について

木にはそれぞれ硬さや重さが有ります。
オリーブウッドは「中程度~硬め程度」の部類かと思います。
削ってみた感想ですので、あくまでも体感硬さです。
詳しくはヤンカ硬度やジャンカ硬度で検索すると数値化されたデータが見つかりますので、興味がある方は検索してみて下さい。

芯材と辺材の境目は、はっきりしていて芯材は固くて高密度ですが、辺材は少し柔らかく重さも軽いです。
塗装をすると分かりますが、辺材は塗料をよく吸収する事からも密度が低い事が分かります。
丸棒にした場合も転がしてみると心材部分が必ず下向きになって止まりますので比重差はかなり有ると思われます。

オリーブウッドの材質の違いについて

写真で見ると良く分かります。
白〇で囲った所がオリーブウッドの白太部分であると思われますが、軽くて柔らかいです。
導管も少し太い感じがします。
オリーブウッドのカッティングボードで軽い物をお探しの方はこの白太部分が多い物がオススメです。



木肌は密でとてもキレイです。
もちろん荒々しく仕上げたり、磨きをかけて艶を出したり、期待通りの仕上がりになります。

オリーブウッドの木目について

木目は薄い茶色に焦げ茶色の線が入ったものが多く見られます。
その他、節・瘤・入り皮など色々な模様が出たものがあって見ていて飽きる事がありません。
好みも人それぞれで、しっとりした風合いを好む方や、凄い存在感の物を好む方もいらっしゃいます。

杢は変形量が大きい事が多い


少し気をつけたいのが、木全般に当てはまる事ですが、木目が激しいものは変形や割れが入りやすいという事です(不良品ではありません)
杢が激しい物は厚みも変化して、作られた時点では平でも経過と共に変形します。
上の写真はカティングボードのアップですが、かなりの凹凸が見られます。
もちろん加工時にこんなに手間の掛かることはしませんので、後から変形したものです。なんと高低差が2mmも有ります。
縮杢と節が有りますのでそれなりに変形しやすい場所です。
画面左側には割れも入っていて木の裏側まで貫いています。

オリーブウッドの瘤 OLIVEWOOD BURL

たまに瘤の部位が入った物が売られていますが、見つけたら購入することをオススメします。
木材で購入しようと思うと瘤材は希少でそれなりに売価も高くなる傾向にありますが、製品化されている物では木目による金額の違いは無く、大きさやシリーズで売値が決まると言うシステムで、木材で購入している人にとっては何とも切ない(若しくはお得な?)仕組みなのです。

オリーブウッドの使用感について

食器として使用した時に感じた事をお知らせします。
購入を予定されていらっしゃる方の参考にされば幸いです。

良い点
①見た目がきれいで盛り付けただけで食卓が華やかになります。
②一点物で、同じ物はだれも所有していない満足感。
③オリーブウッドでキッチン用品を揃える事が出来る程に多用途に使える。

悪い点
①木なので洗った後の水分を早めに取らないといけない。
②スープなど水物を入れると味が変わってしまう。
これは使っていくうちに緩和される問題かも知れませんが、数回の使用では変わりませんでした。特に底の方は少しイガイガした感じがあってとても美味しいとは言えない感じになってしまいます。
このイガイガ感はオリーブウッドを削った時にも口に感じる感覚で、何か特有の成分によるものなのかも知れません。
特にスープボウルやレードルは事前に使ってみて、味見される事をおすすめします。
③手入れに手間が掛かる。
まぁこちらはオリーブウッドを購入された方にとっては逆に楽しい時間かも知れませんが、一般的な材質のものより確実に手間は掛かります。

オリーブウッドの改造時に気付いた事の考察

オリーブウッドは割れや保存性を高めるためにオイルやワックスが塗ってありますが、オイルは中性洗剤で洗えば簡単に落ちますが、ワックスとなるとなかなか落ちず、塊りで残ってしまっている場合も有ります。
オイル以外の違う塗装を検討しているので、何か簡単に落とせる方法があると良いのですが・・・
ただいま色々と検討中です。

オイルを落として再塗装したオリーブウッドの器

メンテナンスや使用上の注意点など

オイルを落とす作業のついでですが色の変化にも触れておきたいと思います。
実は製品よりも色が薄くなる他に、黄色味がかなり減ってより白い感じになります。試しに違う塗装をしてみるとオイル程黄色味が増さないのでオイルの色が出ていると推察されます。
使っているうちに、「木目が薄くなった」とか「白っぽくなった」などはオリーブオイルを塗れば元に戻ります。

油脂分が洗ったことで抜けたオリーブウッドのまな板

白っぽさはどの程度現れるか試しに水洗い後に立てかけたままにしてみた部分のアップです。
1回でこれだけ色変わりします。
洗った分だけ油脂分も抜けますので、洗浄を繰り返す事で全体が先端のような白っぽい感じになっていきます。

洗った後ほったらかしで割れてしまったオリーブウッドのカッティングボード OLIVEWOOD CRACKING

実験で少しほって置いたら、先端にひび割れが入ってしまいました。
割れてしまった物は元には戻りませんので、このままオリーブオイルを塗って保管する事にします。

オイルを塗る前と後の比較

違いが分かり易いように左半分だけ塗ってみました。
かなり違いますね。
もし買った時の美しさを取り戻したい方は是非メンテナンスしてみて下さい。
オリーブオイルを塗り込むだけですので簡単です。

OLIVEWOOD IMAGE

オリーブウッドで充実した生活を送りましょう。

kinoca

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