ククサを自分好みに改造してみた

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my kuksa

北欧の木のカップ、ククサ(KUKSA)とは

ククサとは樺の木で作られる持ち手が付いた木のカップの事で、検索すると沢山見つかります。

コーヒーを入れたククサ


最近は色々な材料で作られた物が簡単に手に入れることが出来るようになりました。
ただ本来の材料は調べてみると樺(birch)でも特殊な杢が入ったマスールバーチ(masur birch)である事が分かります。

木のカップとしてはかなり高額なので驚かれる方もいらっしゃると思いますが、ククサを作れる大きさの木のブロックだけでもかなりの金額になるうえに、希少な木材で尚且つ人件費が掛かります。
この辺りを考えるとむしろ良心的な金額なのでは?と思えます。

マスールバーチは産地の言葉ではヴィサコイヴ(visakoivu)と言うようで、明らかに瘤材とは分けられていると思われます。

樺の瘤(birch burl)はマスールバーチとはまた違った杢になります。

樺瘤(birch burl)で作ったティースプーン(tea spoon)

こちらが樺瘤の杢です。
残念ながらマスールバーチは手元に有りませんので並べて紹介できない事が悔やまれますがお許し下さい。
マスールバーチはスポルテッドに近い感じの杢です。

材料の紹介はこの位にしまして、違う材質の物ですと安価に購入できますので、それを削って自分の好みの形に改造してしまおうと考えたわけです。

メーカー製のククサ改造を始める

さて今回購入したククサはホームセンターで売られてる一般的な物です。
ただし最低限の面取りのみで指を入れてみると角が当たってフィット感については改善の余地があるように思います。
そこで自分で削って滑らかに仕上げてしまおうと思い立ちました。
工具は揃っていて新たに準備するものも無く経済的な負担もありません。

ホームセンターで購入したククサ

大きいと手間がかかるかも知れませんので先ずは小さいサイズで試してみます。
加工は刃物は使わずにヤスリを数種類駆使して仕上げていきます。

ククサ改造に使用するヤスリ類について

一番活躍したものがTajimaのsanderR10(型式はSA-R10)の中目です。
半丸形状で局面が多いククサのような形状を仕上げるにはとても都合が良いです。
Tajimaのヤスリ類はその他も有れば便利ですが、これ1本でも荒仕上はできます。
仕上げ用にはサンドペーパーの#240と#400を使いました。

TajimaのsanderR10

半丸形状の大きい方が今回使用した物です。
小さい方も指掛けの穴仕上げに便利でしたので2種類あれば尚良いです。

買った状態のままのククサ

では改造していきましょう。
こちらは購入したままの状態のククサです。
ここから持ち手の穴部分の面取りから始めます。

初日までに加工したククサ

初日はここまで進めました。
作業時間は1時間です。
木の色が白っぽい所が削った場所ですので分かり易いですね。
今日の所はこれ位で勘弁してやろうと思います。

2日目までの作業が終わったククサ

2日目までの作業が終わりました。
角が取れてかなり滑らかな形状になりました。
削りすぎると元には戻せませんので、慎重に進めます。

サンドペーパーで滑らかにした後、水に濡らして全体の確認と乾燥しているククサ

3日目は細かなところをサンドペーパーで仕上げて手触りや形状を確認した後に水で濡らして塗装時の仕上がり具合を確認しました。
この写真は外で乾燥させている所です。

塗装して乾燥中のククサ

持ち手の所をさらにリシェイプして塗装したら完成です。

ウッドビーズを追加

完成と思ったのですが、せっかくなのでもうひと手間かけてグレードアップします。それは革紐の部分にウッドビーズを付ける事です。
丁度良い大きさのゴールドフィールドバール(ユーカリ瘤)が有ったので助かりました。

全ての工程を終えて完成したククサ
reshape finished kuksa and goldfield burl wood bead

あがり
mission complete

kinoca

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